先日、妻と写真撮影する機会があり、スタジオで衣装を着て二人で撮ってもらった。ドレスを着た妻はもちろん美しかったのだが、それを見ていて感じたのが、この人を大切にしなければいけないなということだ。
日常生活は、仕事や家事に追われて日々の予定をこなすことになりがちだ。長くても1週間や1ヶ月単位くらいでしか、物事を考える余裕がない。そんな日々を過ごしていると、一緒にいるパートナーのことをしっかり見る機会も少なくなってしまう。うちはフレブルちゃんもいるから、そのお世話もあるし、ゆっくり過ごす時間も限られている。
そんな日常を送っているのだが、先日の撮影日はスタイリング等も含めてスタジオで4時間近く缶詰めになった。ビルのワンフロア全体がスタジオとなっていて、人の出入りもあまりなく、日常生活とはかけ離れた環境で待ち時間も含めて静かに過ごすことが出来た。
そんな中で撮影に臨んだのだが、撮影中は妻とひっつくポーズもあり、至近距離にいることが多かった。久しぶりに近くで妻を見ていたのだが、慣れない環境もあったのか緊張や不安な表情をしていることも多かった。その場で彼女をサポートできるのは私だけだったので、できるだけポーズなどでリードすることを心がけながら時間を過ごしたが、結局、緊張感を残したまま撮影は終了した。そのような状態で普段あまり見ない不安げな表情をしていた彼女を見ていると、私が守ってやらないといけないという感情がこみあげてきた。そして、私自身が彼女を安心させてあげられる存在でいなければいけないなと強く感じた。家族関係を含めて、人がおかれる環境は様々だが、結局一緒に過ごすパートナーとの関係が自らの幸せにとっても一番大事だと思う。今回の撮影は、一番大切にすべき存在をあらためて感じる機会になったのでとても有意義だった。皆さんも機会があれば、是非。
では、また。
コメント