不倫で騒がしいようですが

よもやま話

世間では、広末涼子と鳥羽シェフが不倫していたと騒がれているが、不倫問題というのはたびたびクローズアップされている。人の不幸は蜜の味ともいわれるが、何か問題があると一斉に叩きたくなるのが現代日本なので、そういう意味では恰好の話題なのだろう。

不倫したといわれたご本人は、色々な証拠が出てきても無理筋な説明で否定したり、あっさり認めて謝罪したり様々な対応をされている。今回は、あっさり認める方の対応のようだが、仕事関係や家族に対する配慮もあるだろうから、外野から見ている私の感想としては大変だなあと思うだけである。

そもそも不倫したとして、何をそんなに世の中に謝る必要があるのだろうとは感じる。男女関係も人間関係の一つなので、好きになったり嫌いになったりは常にあるだろうし、その中で恋愛感情が芽生えることも自然なことだろう。いくつになっても異性から求められる存在というのは、ある意味素敵なことではある。ただし、その感情を現実の行動にした時は、自分や相手のパートナー・家族には責められても仕方ないとは思うが、仕事関係を含めた他の人間が責める筋合いは全くないのではないか。芸能人はイメージ商売だから、その部分で仕事相手に損失を与えたのなら賠償する必要はあるだろうが、そこまでであって、世間一般の人が彼・彼女の人間性をとやかく言う資格はない。不倫をしたからといって、社会的に迷惑をかけたわけではないからだ。

本人の仕事に影響するのも意味がわからない。不倫したからといって、仕事の質や能力に影響するだろうか。逆に本人のモチベーションになってパフォーマンスが上がることだってありそうだ。少なくとも、本人のイメージによるものではない一般的な仕事であれば、その処遇や評価はあくまで仕事の実績や能力でされるべきである。だから、不倫したせいで失業したり、評価が下がるというのはとてもおかしな基準だと思う。

もちろん、不倫自体はあまりほめられたことではないし、それを称賛しているわけではない。ただ、社会全体が一斉に攻撃するのはあまりにも行き過ぎではないかと思う。人の過ちに対して、もう少し寛容な世の中であって欲しい。

では、また。

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